WMX モトクロス世界選手権第6戦 日本グランプリinSUGO(宮城県  スポーツランドSUGO) 2005.6.28-29.

とりとめもない観戦報告


宮城県のスポーツランドSUGOへモトクロス世界選手権大会観戦に行ってきました。
普段は全日本モトクロス観戦を楽しんでいるわけなんですが、10年ぶりの日本での世界選手権開催ということで、金曜の夜から月曜の明け方までかけてバスツアーにて馳せ参じた次第です。

まずは、天気。
金曜の夜にまとまった雨が降ったらしく、土曜の朝の路面コンディションは、埃も立たず、ぬかるむこともなく、ベストなコンディション。
事前にウッドチップを大量に運び込んだという土質は、ものすごく最高なトラクションをうんだとのこと。
これは、海外の選手もさぞかし走りやすかったことでしょうね〜。

会場には、普段の全日本では見られない光景がいくつか見られたので、写真に収めてきました。
たとえば、右の写真のような、パドック。一人一人にテントが張られているわけですよ。

有名な選手達は、なかなか表には出てきてくれません。
とは言っても、私なんて、英語で話せないし・・・なんて、要らぬ心配して、なかなかテントの中を覗けませんでした。

会場で気がついたのは、人の生理現象に関わることには、とても配慮がなされていた、ということです。
つまりは、食と排泄。(失礼〜)
食べ物やさんの数と簡易トイレの数は、比較的十分だったのではないかと思います。と、実感。
牛タン串焼、とうもろこし、塩焼きそば、カキ氷、クレープ、伊達ラーメン、どれもおいしかったです。(食べすぎ)
伊達ラーメンの店員さんの手際は不評でしたが・・・。

 


今回は、表彰台下の観客席が指定席ということで有料化されていました。
しかも、メーカー関係の買い占めで、売り切れ状態だったとか。
というわけで、下のようにいつものスタート地点の通り道が閉鎖されており、一般客の通れるのは、林側の細い通路のみ。
大量の人が細い小道を通る時には、かなりの渋滞でした。
あれは、何とかした方がいいですね。

 

そして、その、指定席の上で行われた表彰式。
遠い観客席から、12倍ズームで何とか撮ったものです。
誰が誰だかさっぱりわからないですね。
なんだかさびし〜。
私もお祝いしたかったなぁ。





 

今回は、ものすごいクラッシュとかはなかったようですが、さすがにジャパニーズライダーたちは、世界の実力に追いつこうと必死で走っている姿が印象的でした。
そして、35分+2周という、普段よりも10分弱近く長いヒートに、後半スタミナが持たなくなっているようにも感じました。
そもそも、フリー走行時間も長い!あれだけでバテそう・・・。
でも、みんな、一生懸命走っていて、涙でそうでした。

それはそうと、全日本のように、IB、ジュニア、キッズなどのクラスがない分、予選も決勝もかなりの余裕を持ったスケジュール設定されていて、ヒートとヒートの間が1時間あいている、というのは、選手だけでなく観客にとってもありがたいことです。
朝のフリー走行開始時間も割りとゆっくり目で、選手もスタッフも観客ものんびりできて最高です!
普段は、ホテルを6時発。それでも7時からのフリー走行には間に合いません。(T-T)
それから、SUGOのようなコースとパドックの間が離れていたりすると、なかなか移動も億劫になってしまい、ヒートとヒートの間は観客席でうずくまっていることもしばしば。
今回は、時間を見計らいつつ、常に買い食いしていました。てへ。じゃなくて、あちこちパドックも回ってました。

あとは、コース周辺のセーフティ関連ですね。
2重に配備された頑丈なネットは、これからもライダーも観客もアクシデントから守ってくれることでしょう。

今回のGPは、日本での開催が久しぶりということもあって、モトクロス自体初めて観戦するって言う人が多かったんですよね。
だから、よく、「日本人は応援がおとなしい」と言われますけど、そうなじゃなくて、「どうやって応援すればいいのかを知らない」とか「あまりのすごさにただ立ち尽くして見とれていた」という人が多かったのではないかと。
観戦の常連さんは、腕振り上げて応援していましたよ。
デジカメとか携帯カメラとかの普及のし過ぎで、みんながみんなカメラ構えてるっていうのも、なかなか応援がうまくできない要因かもしれないですね。

でも、やっぱり、世界GPでは日の丸振りたいですね。
よぴさんの(というか、REDさんの?)、日の丸大作戦はとてもグッジョブ!(^-^)bだったので、こんどはパクリたいと思います。
たくさん作って、みんなに分けたいかも〜。

旗と言えば、メーカーからの旗の配布がけちけちしていましたね。
特にH社は、予選では、もらってくれといわんばかりにばら撒いていたのに、決勝では「ください」と懇願してももらえなかった方もいたとか。

いずれにせよ、旗をもらったら、リュックやバッグにしまうのではなくて、振って応援したいですよね〜!
 
肝心のライダーの走りは、というと、海外選手の迫力ある走りに圧倒されていました。口ぽかん。あんぐり。
開けっぷり、倒しっぷり、何かが違いますね。
コーナーへの進入速度が違うんですよ。
ジャンプの高さも、ジャンプ後のくだりの速度とかも、ウォッシュボードの飛びっぷりとかも。3-3-2とかが普通に見えちゃうくらい。
インターナショナルですねぇ。
日本のライダー達も、一緒に同じコースを走って、何かを掴んだのではないかと思います。

最後のヒートは、日本人ライダー全員に、腕を振り上げながら、旗を振りながら、応援しちゃいました。
普段から、「観客の声援が力になる」とか「応援してくれた声が聞こえました」とか言われると、うれしいし、応援だってがんばらなきゃ、っていう気持ちになるんですよね。
伝わってるといいなぁ。

 

これらは、世界GPだからこその風景。

・ピット(上)
 チームごとにちゃんとテントがあります。

・モニター(右上)
 テレビみたいなものがあります。ラップタイムとか順位とかが見られるのかな?

・タイム表示(右下)
 残り時間が表示されます。フリー走行とか、予選のタイムアタックとか、これがあると
 ライダーもスタッフも観客も助かりますね。
 この先、全日本のSUGOでも使用するのでしょうか?

ここからは、ライダーの写真です。とりあえずは、海外選手を。日本選手も、もちろんがんばってましたよ〜。
 
エバーツがピジョンを抜きにかかる!

 
メロッテ   ピジョン
  
ソードくん タウンリーくん 何故か後姿のマクファーレン
 
とまぁ、一応そんなところで。
余力があれば、観戦版と分けたライダー版(次ページ)作りますね。
菅生がえる ケロ♪



 

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