ばいくまにあのための用語集
おもにオフロード用語です。初心者ライダーさん向けではありません(多分)。あしからず。
これを知っていたら・・・・・・何の役にも立たないかも。ちゅりの造語もあります。
でぐさんの「用語解説」も参考にしてみてね〜。
げろにおける専門用語(勝手に決めた)
単語 |
意味 |
ゲロ | 獣道等で誰かの補助なしに進むのが厳しい山道。 「ゲロを吐きそうな程きつい押しが入る道」が語源。 |
ゲロたん | あらたなる「ゲロ」を探しながらさまようこと。 |
自主ゲロ | 「今日はさわやかな林道ツーリングだよー」と言っていたにもかかわらず 自ら、押したり引いたり投げたりと、ゲロチックなことを楽しんでしまうこと。 |
ゲロぴー | ゲロ中毒。林病(林道行きたい病)のさらに悪化した症状を指す。 |
ゲロダー | その名の通り、ゲロ好きなライダーのこと。 |
自立 | 流水轍など、タイヤ幅程度の溝にタイヤがはまって、バイクが自立している様子。 こうなったときは、休憩のチャンス。ひとやすみしよう。 |
自走 | (1)バイクに乗って目的地まで行くこと (2)走行中、乗っていた人間を振り落としてバイクが勝手に走っていってしまうこと |
押す | 難所にて動力だけでは進まなくなってしまった時に、バイクからおりて押しながら進むこと。 【名詞】押し |
押し要員 | 自力だけで激坂の登頂ができない場合、押したり引いたりするサポート部隊 |
投げる | げろで登坂中、身の安全のためにあえてバイクを放り投げること。
よく激坂登りなどしている時に 「投げちゃったけど、とりあえずバイクは登ったからOK」とか、林道に誘われた時に、 「今度の林道ツーリング、投げ入る?」などと言うように使う。 |
打ち上げる | 「投げる」の比較級。とても急な坂の場合、勢いあまってバイクを発射すること。 |
回転または爆転 | 「投げる」の最上級。登坂中にひっくり返ること。 バイクが爆転したり人間が転がったりする。最高で3回転を見たことがある。 (私は2回転半経験済み) |
前転 | ギャップのあるところや急な下り坂などで、その名の通りバイクごと前転すること。 ジャックナイフ状態になって、人間だけが前転する場合もある。(これも経験済み) |
しゅーしゅーする | 水冷バイクでアタック中、ラジエーターあたりから湯気がしゅーしゅー上がる様子。 または、押している人間から湯気が出る様子。 どちらにも、水分の補給が必要。 |
田植え | バイク・人間ともに、ぬたぬたにはまって抜け出せなくなること。 |
とらっぷ | 難所クリアが上手な人、腕のある人が、難所をいとも簡単にクリアしてしまい、 「大丈夫だよ」と言い、それを見た自分が意気揚揚とアタックすると、案の定はまってしまうこと。 |
大丈夫 | 上記のような使い方の「大丈夫」は、ほとんど「大丈夫」ではないことが多い。油断大敵。 |
崖落ち | 読んで字のごとく。崖に落ちること。 「ファーストイン・コースアウト」「ちゅるちゅるキャンバー」には注意しましょう。 |
よわよわ | 寒い時期にはバイクに乗らない、体力がなくてすぐに電池切れする人をさす。 または、苦手な状態のことを指す。 |
電池切れ | バイクのバッテリーあがり、または、人間のスタミナ切れ。 しばらく休憩すると再始動することもある。 |
放牧 | げろ中、戻れなく、または引き上げられなくなって、その場にバイクを置いて帰ること。 あとあと、回収作業が必要となる。その際、ロープは必須。 |
撤退 | これ以上進んだら身に危険が及ぶと判断した場合に、Uターンして来た道を戻る、勇気ある撤退。 撤退のタイミングを逃すと放牧・遭難の恐れもあり。 |
下界 | げろワールドの世界があまりにも現実離れしているため、また標高も実際に高いことも多い為、 現実世界のことをこう呼ぶ。 使用例:「このげろくだって、下界に出たら、コンビニ寄ろう」 |
下山 | アタックしていた山から、下界に下りてくること |
生還 | アタック中、山奥深く入り込んでしまい、「もう生きては帰れないかも」と一度は思いつつも、 なんとか生きて帰ることが出来たことを言う。 |
ロープ | 崖落ち時や激坂で押すときに斜度がキツイ場合、引っ張り上げるためのアイテム。 ロープの他にも、滑車、カラビナなどがあると便利。 ロープは耐荷重100kgは必要。長さは5〜10m。 |
時速1km | アタック時は、これくらいのスピードで進むのが平均的。 |
代行 | アタック中に、乗り手の電池切れまたは負傷により自力アタックできなくなった場合、 体力に余裕のある人が代わりにアタックすること。 |
代休 | アタックすると身体的疲労がはなはだしいため、次の日には一日体を休める日が必要。 翌日が出勤日だと、筋肉痛の為、ロボット歩行を強いられる。 場合・程度によっては、有給休暇を取ることも。そこまでいくと重症。 |
地形・路面状況
がれがれ | 乗り手のレベルにもよるが、フラットな未舗装路に対して、 こぶし大の大きさの石がごろごろしているのを「ちょいがれ」、 幼児の頭大の石がごろごろしているのを「ややがれ」、 もろに岩場のことを「がれがれ」という。 (ちゅり基準による) |
ちゅるちゅる | 雨上がりなどに、ぬかるみにタイヤや足元を取られてなかなか進めないシチュエーションのこと。 それでも、なんとか押せば進む状態。雨上がりには、ちゅるちゅる度アップ☆ |
ぬたぬた | ちゅるちゅるがさらに深い様子。押すにもぬかるみが深く、人間も泥にもぐってしまう。 |
川遊び | 川原で遊んでいる時などに、浅瀬を渡ったら楽しかったので、びしょびしょになるまで 川を往復して楽しむ様子。 |
泥遊び | 自ら「ちゅるちゅる」または「ぬたぬた」に入り、泥だらけになって楽しむ様子。 |
砂遊び | 砂地でバイクに乗ること。海がめ産卵期は砂浜走ってはダメよ。 |
一般用語
ふつー | ふつーであって、普通にあらず。 一部のオフローダーの間では、隠語として使われる。 「普通」でない「普通」は、*普通*とか「ふつー」と表記される。 よって、「ふつーの林道ツーリングです」という告知は、たいていが「げろ」であることが多い。 かどうかは、主催者が誰であるかによって決まる。 |
さわやか | 「辞書のさわやか」「真のさわやか」などに分類される。 げろ後に汗をかきながら休憩した時に見上げた空がさわやかで気持ちが良い様子。 だいたい、自分で自分のことを「さわやか」という人に限って、「非爽やか」である。 |
つあらー | 「自称ツアラーにツアラーなし」の格言(by立木さん)にもあるように 自分のことを「つあらー」という人は、たいてい濃い人が多い。 |
ぶるじょわ | バイクライフに関わるモノ・こと(宿泊など)に多額の投資をすること。 バイク乗りは、基本的にはボンビーが多い為、ちょっとでもお金をかける行為をすると、 こう呼ばれることがある。 |
野宴 | 宿泊を伴うバイクイベント等でテント泊する場合、そのテント村周辺でもりあがる呑み会。 当日がレースである場合などでは、「前夜祭」とも言われる。 |
ぽっきーず | 骨折経験のある人たちの集まり。 集団による具体的な活動はないが、お互いになぜか親近感を感じる仲間。 |
集団づくり | バイク乗り、特にオフ車乗りに見られる、グループ形成好きな人たちの活動。 おもに、遊びの種類・分野によって、その集団が作られる。 レースに出る時など、そのチーム名を使用することが多い。 「○○隊」「○○部」「チーム○○」「○○団」などなど。 地方にメンバーがいる場合は、「支部」もつくられる。 |
極悪・ひきょう・ 反則 |
ノーマルのタイヤに比べて明らかに未舗装路における走破性のよさそうなタイヤを履いていたり、 トレール車の集団の中にひとりだけトライアル車で来ていたりして、みんなが苦労しているのに、 難所を楽勝でクリアしてしまったりすると、言われる単語。その人に非はない。 |
どなどな | 学校の音楽の教科書に出てきた、「ドナドナ」より。 売られて行く子牛を、せつなく見送る様子から応用。 自分のバイクを誰かにあげる際、「○○さんに、どなどなした」と使う。 |
ハイエナ |
不動となっただれかのバイクから、自分に足りない部品をもらう様子。 |
セロー教 | セローの中途半端なオールマイティさに惚れて愛用し、さらに人にも所有を勧めるタイプの人のこと。 特徴としては、 ・セローの悪口を言われると、なぜかむしょうに腹が立ってしまう。 ・セローのタンクを見ただけで、その年式が分かってしまう。 ・免許取りたての女の子に、セローを薦めてしまう。 ・口癖は「やっぱ、セローっていいよねー」である。 ・自分が次に買うバイクもきっとセローである。 などがある。 |
山ごもり | 泊りがけで山に走りに行くこと。宿泊施設は、テント、山小屋、野宿など... |
修行 | 山にトレーニングに行くこと。(トレーニング=アタック)、 もしくは、純粋なトライアル等の練習などを指す。 |
倒壊 | こけまくってバイクが壊れていく様子、またはこわれまくったバイクそのものを指す |
崩壊 | 倒壊してぼろくなったバイクの部品が原形をとどめていない様子。 |
りはびり | バイクに乗って怪我をして、復活したあとにバイクに乗ること。 怪我が治ったばかりなのに、過酷な道へ連れて行かれることもしばしば。 |
あさ練 | 集団でツーリングの集合前や、泊まりのツーリングの翌朝などに、みんなより早起きし、 一足先に走りを堪能すること。 |
きそ練 | 「とらいあるごっこ」練習会では、、スタンディング、8の字、フロントアップなどの練習を行う。 基礎練後半の林道応用編は、げろであることが多い。(こちらは、もはや基礎ではない) |
こそ練 | みんなに内緒で「こそこそ練習する」の意。 最近では、「みんなで、こそ練しましょう」と使ったりして、あまりこそ練ではなくなって来ている。 |
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