ASIA INTERNATIONAL ENDURO Thailand 2003

2003.3.20-23 in タイランド カンチャナブリ

レース風景・サポート風景のアルバム


2003.3.20-23に渡って行われた、アジアインターナショナルエンデューロに参戦してきました。
4日間にわたって、ロードステージ、スペシャルステージの走りを繰り返す、ラリー形式のオープンエンデューロレースです。

まずは、レースよりも生まれて初めてのフライトの方がどきどき。機内食も喉を通りません。
バンコクまでの6時間半はとても長いものでした。途中泣きそうな時もありました。ずっと外見てました。
空港を降りてみたら、スコール直後で蒸し蒸し。地に足がついたら急に安心。
ホテルに着いたら22時ごろから遅い晩御飯を食べて、翌日からのレースに備えて準備します。

気温は40℃近い高温で、水なしでは熱中症になってしまいます。
なので、ミネラルウォーターを、これでもかって言うくらいセブンイレブンで買いました。

今回のレースは、全部で100台くらいのエントリー。アジア以外にも、いろんな国の人がいます。
タイ、韓国、台湾、日本、マレーシア、アメリカ、フランス、ニュージーランド、ネザーランド・・・。
そのうち、女性は5人(そのうち1人は、ライセンス取れずエントリーできず)でした。みんな速そうです。
台湾の女性は、途中で転倒。足を怪我してしまったそうです。

レース当日。
ホテルから、スタート地点までみんなで走ります・・・のはずが、トイレに行って帰ってきたら、みんなスタートしてる!!
おいおい。まだ時間には余裕あったはずなのに〜〜。
さすがはタイです。時間になる前に、どんどん始めてしまいました。
置いてきぼりを食って、取り残され組と一緒に数台で走るも・・・道が分からない。。。いきなりミスコースです。<(;o;)>
なんとか、オンコースに戻り事なきを得ました。
スタートできなかったら、どうしようかと思ったよ。ふぅ。
とりあえず暑いので、スタート地点でアイスを食べます。→

 

まず1日目は、体慣らしもかねてのSS一本を走ります。
ちょっとした草原を広々と使ったコースで、所々に流水轍があったり、深い砂地があったり、延々と続くロングダートがあったりで、変化に富んだコースでした。
この日の順位により、翌日のスタート順が決まります。

結局、いいペースで走ったものの、みんなも速くて、69番目のスタートでした。



 

2日目、3日目と、どんどんSSの数も増え、距離も長くなっていきます。
長いところでは、80kmくらいのダートを走る時もありました。
しかも、「川-砂-川-砂」の繰り返しのところや、深い泥、えぐれたがれ場、などなど。
う〜ん。おもしろい。もっとゲロチックでもいいよぉ〜。

このあたりから、調子付いてきて、こけたりもします。
やっぱり一度くらいはコケとかないと。

というわけで、直線のダートでスピード出し過ぎて(115km/hくらい)、直角コーナーを曲がりきれずに、木をよけられず激突。
頭を打ってよろよろしていたら、現地の人が助けてくれました。
あ〜あ。サイドカバーが取れちゃった。
仕方が無いので、輪ゴム3本でとめて走ります。
程なくして、ゴール。・・・と思いきや、前輪をさとうきび畑に落としてしまい、足が着かずに立ちごけ・・・畑の柵を壊しつつ、こけました。
はずい・・・。

あとは、路面に気を取られてミスコースして知らない土地を一人旅したり(現地の人に道を聞いたら、間違った方向を教えてもらった・・・言葉通じないので無理も無い)、砂防ダム上の水苔に前輪取られてずるりんとこけて前輪をダムに落としかけたり(現地の人に助けてもらった)、前方からの道幅いっぱいのトラックをよけきれずに畑に落ちたり(これはすぐに復帰できた)、いろいろありました。


時々、せまーい橋が出てきたりして、木をつなぎ合わせただけのつり橋とか(釘が出てる!!)、幅1m弱くらいのコンクリートの橋に片側手すりが付いてるの(ちょっとでも当たったら川に落ちるじゃん)とか、コーションマークのないギャップや地割れなど、タイならではのバリエーションでした。(笑)

最後の日、リエゾンの時間が短い上にミスコースして焦ったりもしましたが、最後のSSは日ごろ遊んでいる林道並みのあれ具合で、砂も楽しくがれ場も楽しく、ルンルン気分で走ることができました。
無事にゴールもできて、バイクを止めてヘルメットを脱いだら、現地の人、エントラントの人、スタッフの人も?すごい拍手をしてくれて、記念撮影会・・・うれしい!・・・けど、う〜ん、ちょっと休ませて〜〜ぇ。


ゴール地点は、ジュースとかラーメンとか売ってるお店の前。
頼んだのになかなか出てこなかったけど、「マイペンライ!」
まぁ気にしない気にしない。
おいしかったので、2杯も食べました。

ゴール後は、フィニッシュゲート(左の写真)まで、コンボイ走行。
すごいよ。パトカーが先導だよ。コンボイなのにみんな飛ばすよ。

で、2台ずつ、壇上にバイクごと上がってのメダル授与。
この瞬間が嬉しいの。

ホテルに帰ってからは、表彰式も兼ねたウェルカムパーティ。
私は、サポート隊の梅ちゃんとともに、ちょっぴりドレスアップして出席。

表彰式と表彰式の合間に、オカマさんショーがあったり、おっぱいニプレスおねいちゃんのダンスショーがあったりで、なかなか楽しかったです。料理もおいしいし。

というわけで、結果は、全体とかは分からないのですが、レディースでは3位でした。わーぱちぱち。
とは言っても、完走した女性が3人だけだったので・・・でも、ちゃんと表彰してもらいました。わーい。
足縫う怪我した台湾の女性は、大丈夫だったかな?

 

そんな感じで、あっというまの4日間のレースでした。
サポートしてくださった皆さんと、企画運営のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
それから、いっしょに走ったみんな、お疲れ様。

いろんな国の人たちと、順位を競い合うだけでなくて、助け合いながら、楽しく和気あいあいと走ることができて、すごく良い思い出になりました。
来年は開催地がチェンマイだということで、また行きたい病が・・・。

とりあえずは、無事に完走できたことをご報告します。


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